目、顔が黄色い・尿が茶色い
Jaundice
目、顔が黄色い・尿が茶色い
Jaundice
黄疸とは、血液の中のビリルビンという物質が増加し、皮膚や目の白いところが黄色く見える状態です。倦怠感、皮膚の痒み、尿の色が濃くなるなど、他の症状を伴うことがあります。
黄疸は一般的には眼球結膜(白眼)から始まります。眼は白いままなのに手のひらが黄色い場合には、柑橘類の食べ過ぎによる柑皮症を考えます。
ビリルビンは、赤血球の中身から作られます。
赤血球中のヘモグロビンという物質が脾臓などでビリルビンになります。そして血液で運ばれて肝臓に行きます。肝臓で形を変えて、多くは胆汁の中に排泄されます。そのため、肝臓が機能しなかったり、胆汁の流れが悪かったりすると、黄疸が出現します。
⻩疸があると何らかの病気が隠れていることが多く、医療機関での詳しい検査が必要です。白眼が黄色い以外にも、おしっこの色が濃くなったり、便の色が薄くなったりすることで、自分で気がつくことができます。
下記のような症状があれば、早急に医療機関を受診するようにしましょう。