乳腺・甲状腺疾患
Breast, Thyroid disease
乳腺・甲状腺疾患
Breast, Thyroid disease
当院では、体表超音波検査(乳腺エコー)により、乳がんの早期発見に努めています。
乳腺疾患の症状は自分で見て触って気付くこともよくあります。
下記のような症状ある方は早めにご相談ください。
甲状腺とは首の前のやや下側にある、蝶のような形をした臓器で、甲状腺ホルモン分泌しています。甲状腺ホルモンは、身体全体の新陳代謝を促進する働きがあります。脈拍や体温、自律神経の働きを調節し、エネルギーの消費を一定に保っています。
甲状腺のホルモンが増えると、動悸や息切れ、疲れやすさを自覚するようになります。逆に甲状腺のホルモンが減ると、倦怠感、動作緩慢、むくみ、皮膚乾燥などといった症状を呈するようになります。
上記のような症状がある場合には、血液検査で甲状腺ホルモンおよび甲状腺刺激ホルモンを測定します。また、必要に応じて甲状腺超音波検査も行います。
甲状腺の腫瘍は、多くは良性腫瘍ですが、悪性腫瘍(がん)もみられます。甲状腺がんの約90%が甲状腺乳頭がんであり、他のがんと違って比較的予後は良好です。甲状腺がんの基本治療は手術加療です。化学療法や放射線治療は一部の腫瘍を除いて効果ありません。
(手術加療が必要な場合には専門医に紹介します。)
当院では内部性状の判断、定期検査が可能です。
超音波検査でもある程度は悪性か良性かの判断は可能ですが、超音波検査で甲状腺腫瘍を認めた場合には、穿刺吸引細胞診を行います。(当院では実施できませんので、専門医に紹介します。)